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子を連れて別居した妻に対して家族再生を進めるために克服するべき夫の2つの誤った意識傾向 [家事]

子どもを連れて別居するお母さん方は、
いろいろな不安を抱えていらっしゃいます。

夫が暴力などを行わない場合であったとしても、
病気が原因であろうと、
誰かの無責任なアドバイスがあろうと、
自分の夫に対して「怖い」という気持ちがあります。

この怖いという感情が夫には理解ができないところです。
それはそうかもしれません。
今までひとつ屋根の下で生活していて、
一緒に笑ったり、相談を受けたり
ガンガン言い返されたりしていたのに、
自分のことを妻が怖いと思っていると言われても
なかなか実感が持てないということは理解ができるような気がします。

だから、自分の元を去った妻が子どもに会わせないことは
妻の嫌がらせだと自然に考えてしまうのだと思います。
自分の元を去ったことも、誰か新しい男性ができたのではないか
ということを考える人も多くいらっしゃいます。
調停や訴訟の妻側の言い分を書いた書類を見ても
まさか妻が書いているはずはない、
弁護士がいいようにねつ造して主張しているんだ
と、思う傾向にあるようです。

金銭的な条件が悪くなることや
子育てが大変になることを
(ある程度)覚悟して別居するほど
妻が追い込まれていることや
必死になっているということを
理解することができないのです。

自分は理由のない攻撃を受けていると夫は思っています。

本当は、そういう夫たちも
また、夫婦と子どもたちで生活をしたいと
思っていることが殆どです。

だったら、
妻の心情を理解して、自分の行動を修正することが
どうしても必要なのです。

先ず、妻が、自分を怖がっているという事実を認めなければ
話は始まらないのです。

ここで合理的な行動に進まない二つの理由があります。

一つは、自分は間違ったことをしていないという意識です。

なるほど彼は正しいのです。
勉強をしない子どもを注意したり、
きちんと話を聞かない子どもを注意したり、
家計簿をつけない妻に家計簿をつけるように言ったり、
子どもに無駄な出費をする妻に反対意見を言ったり、

間違ったことを言っていないから
自分の行動を修正する必要はないという意識こそが間違いなのです。

知らず知らずのうちに、夫は
妻に対して100点を要求しているわけです。
あるいは常に80点以上とか。
それができないと、否定的感情をあらわにしてしまうのです。
これはパワーハラスメントと似ています。

相手の事情を考慮せずに結果を出すように要求するわけです。
片づけをするのは当たり前だろう、掃除をするのは当たり前だろう
ということで当たり前なのですが、
できない人もいれば、できない時もある。
そこを許すというか、受け容れることができないようなのです。

できなければしょうがないということが
なかなかできないようです。

どうも、姑(しゅうとめ)的な視点、評価者になっているようです。
だから妻も、
夫の母親からも馬鹿にされているのではないか
という意識を無自覚に持ってしまい
ますます息苦しくなるようです。

妻のできないことを夫が補えばよいのですが、
自分はこんなにできるんだぞということを
無自覚にアッピールしてしまう場合が最悪です。

妻が、自分の弱さ、不十分な点を
日常生活で隠したりごまかさなければならないとしたら、
家にいて安心することができません。
夫と同じチームにいる実感が無くなり、
ただ自分を攻撃したり責めたりするだけの
夫から逃げたくなるようです。

これから別居した妻と復縁したいという場合でも、
妻の落ち度をSNS等でアップしている人もいます。
同じ仲間の落ち度を他人にさらすということは
仲間としてしてはいけないことです。

仲間であるということは
相手の弱点を受け入れる、
失敗は目をつぶり、自分が補う
ということなのだと思います。
なかなか難しいことですが、
自らを戒めたいと思います。

もう一つの復縁を阻害する意識は
対抗心です。
無意識に妻と対抗心を持ってしまうようです。

これは子どもを連れて出て行かれた以上
ある程度やむを得ないことですが、
一番は、
「妻だけが子どもと時間を過ごすことができて
 自分は一人でいなければならない」
相手がずるいという感覚です。

どっしりと受け止めて、
自分を怖がること自体を受け止める必要があるのですが、
なかなか難しいです。

別々に暮らしてなお、
相手とはりあおうとしてしまいます。
妻は、それを何らかの方法で感じ取って
息苦しさ感を強めるわけです。

この間違っていないという意識と
対抗意識は、
自分の行動を修正することを妨げます。

間違っていないといっても
妻は追い込まれている
どうしていいかわからない状態になっているのです。

間違っていなくても
先ず、仲間である妻の感情を優先し、
相手を追い込まないことに価値を置くべきだと思います。
相手の弱さを許して、
相手が自分と同じチームの仲間なのだと
安心してもらうことにこそ、
最大の価値を置くべきなのです。

自分から間違いを指摘されたり、
非難されている妻がかわいそうだと思うことが
出発点にするべきなのです。

妻が喜ぶならば
自分が二の次になってもむしろ喜びであった
結婚直前の時の状態を再現するべきなのです。
あの時できたのだから、
さらに自分の子どもを産んでもらったのだから
そもそもこんな自分と一緒にいてくれているのだから
最大限の尊重と保護をするべきなのです。
(鋭いブーメランが自分をえぐる)

変な男女平等
つまり男も女も全くの平等だという意識は捨てるべきです。
対人関係学的に言っても、
女性は、男性に比べて(個別具体的な男女ではなく総体としての男女)
チームの中で安定したポジションにいることを欲する傾向にあります。

大事にされなければ傷ついてしまう傾向にあります。
星の王子様のバラは見事に象徴的です。
男は妻の3歩先を歩いて
自分が盾になり妻だけは逃がすという意識を
常に持ち続けたいところです。

もう一つの問題は、
簡単に別居を進めるべきではないということです。
家族再生の弁護士やカウンセラーが
妻の潜在的な息苦しさを評価して
適切な修正方法を提起するというサービスを
どこででも安価に受ける必要があります。

夫が凶暴だから別居するというよりも
別居の仕方が夫を凶暴化させて
夫の対抗心を無駄にあおり、
夫の行動修正を妨げている
そう感じてなりません。







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大田区2児のパパ

ドイホー先生
いつも拝読させていただいています。
妻が出て行って8ヶ月になりますが、まだ何も連絡が無く、
色々な思い、考えを巡らせていましたが、そうだったかのかと
まさに目からウロコでした。
妻への怒り、憎んだり、恨んだりする気持ちは今はありません。
妻と子供達がどこかで健康で居てくれる事を願うばかりです。
この思いを何とか伝える事ができればよいのですが、
行政による別居、分断は間違った支援であると思います。
何か打つ手は無いのでしょうか・・・
by 大田区2児のパパ (2017-04-15 08:29) 

ドイホー

いつも力不足で申し訳ありません。
一つにはあきらめあるいはドグマがあると思います。
DVはなおらない
一度嫌といったら修復は不可能
人間の気持ちを修復する方法はない
等々
科学の力を、家庭や人間関係が快適になるよう
人が幸せになるように活かすことが必要だと思います
by ドイホー (2017-04-15 08:55) 

杉山程彦

土井先生
いつもありがとうございます。
もっともだと思う反面、連れ去られたら男性にだけ一方的な反省を強いるのかという反発もあります。
真の反省を促すためにも、司法が公平でなければならないでしょう。
by 杉山程彦 (2017-04-18 00:43) 

ドイホー

杉山先生、直々のコメント恐縮です。せっかくですから、お答えを今日のブログ記事にしてみようと思います。(^^♪
by ドイホー (2017-04-18 12:10) 

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