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性的役割分担を主張し、男も女も生産効率に寄与することで人間の価値を統一するべきだという奇妙な一部のフェミニズムについての考察 [事務所生活]

日本には、世界的視点、歴史的視点に立つと
とても独特なフェミニズムの一派があります。
ごく一部の人たちですが、

この一派の家庭に対する考え方と
雇用問題に対する考えかたを見てゆきましょう。

<家庭に関する考え方>

第1に、性による役割分担をするべきだと
強行に主張します。
具体的には、
離婚に際して、
子どもは母親だけが育てるべきだと主張します。

できるだけ父親の情緒的関与を排斥することを
主張し、実践します。
特に離婚後の父親は、
子どもと情緒的なかかわりをするべきではなく、
就労して金銭収入をあげて、
金銭的にのみ子育てに関与するべきだと
主張します。

まさに男性が就労し、女性は育児を行う
という主張を現在でも貫いています。
一貫しています。

第2は、女性という性は
国家による手厚い保護を受けなければならない
という主張です。
法令では、身体的暴力や
極端な脅迫の場合にのみ
警察権力が家庭に入ることができるとされていますが、
妻が夫の言論による不快な思いをした場合は、
法令に反してでも
直ちに警察権力は私人間の活動に介入するべきだ
と主張しています。

女性はとても弱く、
男性の暴力のみならず、
言葉によっても傷つきやすいので、
女性の主張は必ず認められなければならず、
男性が女性の意見を否定的に表する場合は、
警察権力を介入させて女性を保護するべきだとしています。

第3は、女性は、思考能力的に劣っていると考えています。
支離滅裂な話であっても、
それは男性の支配によるものであるとして、
女性の話を疑うということは許されないと主張しています。
女性とはそういう性だという主張なのでしょうか。

それに比べて男性は、狡猾で論理的な話を組み立てる能力があるから、
男性の話を信用してはならないとしています。
男性と女性の主張が食い違う場合、
主張の論理を吟味してはならず、
女性の話を信用しなければ差別者だとされています。

「理解が足りない」、「寄り添っていない」
という烙印を押されないように一派の人間は
細心の注意を自分に繰り返し言い聞かせるそうです。

第4は、女性は自己決定が許されません。
一度一派の保護を受けると、
必ず、離婚調停を申し立てなければなりません。
弁護士を依頼して離婚調停を申し立てなければ、
保護を打ち切ると言い、離婚を強制します。
法律の要件を満たしていなくても
常に用意してある保護命令申立用紙に記入することを勧められます。

「夫ともう一度話してみる」
ということを言うような女性は、
経済的にも精神的にも夫に依存している女性であるか、
DVによって洗脳されているとみなされ、
地域によっては、大量の向精神薬の服用を
義務付けられているという報告もあります。

女性は、自分で意思決定できる能力がない
という考え方のようです。

夫と連絡を取らないために
携帯電話などの連絡手段を奪われる場合もあるようです。

一方、女性に対して精神的疾患を疑うことは許されません。
すべては、夫に原因を求めなければならないとされています。

このため、統合失調症も、双極障害も
甲状腺機能低下症も亢進症も
適切な治療受けることが遅延する傾向にあります。
このような疾患が発覚しても、
女性の夫から精神的虐待を受けたということが
妄想だったかもしれないと考えることは
言語道断であるようです。

第5に、個人の個性よりも遺伝的要素を重視します。
保護を受けた女性は、子どもが男性の場合
一定年齢に達すると未成年であっても
男性は女性の保護施設を退出しなければなりません。
あてもなく一緒に退所するか男の子だけ施設に預けるか
という選択の自由はあるようです。
夫の子どもという遺伝的要素を重視するようです。
教育は無意味であるという決定論的な立場と
男性観が如実に表れているわけです。

このため、離婚が奨励されているのかもしれません。
あたらしい家族制度として、
夫のいない家族というものを理想としている
一派が存在するようです。


<雇用関係に関する考え方>

第6に、女性の肉体的条件がある事を否定しようとしています。そんな物は無いというのでしょう。
それまで禁止されていた女性の深夜労働を解禁し
それまで認められていた生理休暇を廃止しました。

一派の主張と合致しますし、そのような立場から法改正を主張していました。
女性の働かせ方に制限があることが
女性が社会進出をしない理由であるとして廃止するべきだと主張していたのです。

女性が女性であることを否定したわけです。
要するに、大切にするべき価値は、
労働時間当たりの生産量であり、
よりよく生きる、楽しく生きるということは
価値として劣後するものだということです。

過労死するのも男女平等に
ということなのかもしれません。

国には重量物取り扱い指針があり、
女性は一定重量以上のものを扱うことができません。
これは、女性は男性に比べて筋肉量が少なく、
一定以上の重量物を持ち上げると
骨盤が開きやすくなるために、流産の危険が増加する
ということが理由なのですが、
女性の保護は、妊娠してからという発想のようで、
筋肉量に違いがあるということも
差別的だという主張がなされるのかもしれません。

第7に、社会的な不合理について
あまり主張を鮮明にしません。
同じ労働をしながら
賃金やその他の待遇が違ういわゆる非正規労働が、
女性のライフサイクルに合わせた合理的な制度だとして、
低賃金労働の構造的要因になっているということに対しても
あまり著名な主張が見られませんが、
これは私が勉強不足なのかもしれません。

もっとも、これら非正規労働や成果主義労務管理等の問題点について
オピニオン的な役割を果たしているのが
竹信美恵子先生であることは言うまでもありません。
家事労働が低く見られて低賃金労働の温床になっていること等
実証的な研究に基づく鋭い告発を次々となさっています。
しかし、この一派は、
国や社会が、介護労働や保育労働といった家事的な労働に対して
低賃金や低労働条件の労働を強いることを解明し批判している先生の主張を
夫が妻の家事に依存しているという主張にすり替えています。
国家社会の女性に対するハラスメントを
夫の妻に対するハラスメントに矮小化しているわけです。

このすり替えは、社会的告発を家庭のレベルで封じ込め
介護労働や保育労働の賃金の上昇を阻止します。
その結果、介護企業や派遣企業の利益の流出を避けることができます。

ことによると、派遣会社の株主と人的関係があるかもしれません。
しかし、論者の支持者の方がは、
身近の男性が批判されることに喝采し、
思考停止となり、指示し続けるようです。
大変わかりやすい戦略です。

ソーシャルなフェミニズムの主張は
こうしてインドアフェミニズムの刹那的な快楽誘導で
封じ込められていきます。

第8に、社会的な女性の役割を否定します。
これは、生産性重視に価値を置く一貫した姿勢から来るものなのかもしれません。
効率性や競争に価値を置くのではなく、
人間関係の調和や弱者保護に価値を置く
という傾向が女性の傾向だということは
女性に対する差別だと考えるのでしょう。

第9として、数字を重視します。
女性の管理職や、女性の審議委員の数字が
男性と同等であることを要求します。

あくまでも価値は生産効率に置きながら、
女性であるという理由で役職に就けるというのです。
実際は、生産効率等価値ではその女性よりも優位だと思っている特定の男性からは、
不合理で差別的な人事だと不満を持たれて、
女性であることを理由に昇進した女性は
陰湿な男性の嫉妬に苦しめられているようです。
男性と同じ時間外労働をしろと追及されているようです。
家族と一緒に過ごす時間を大切にする
という人間らしい働き方を主張することはあまり効きません。

過労死のジェンダーバランスを気にしているのかもしれません。

女性的価値の尊重を普及させることもなく、
特定の利益を助長するだけの効率性という価値観を温存したいようです。

女性が管理職や審議会委員になることの合理的理由を説明することさえも
タブーとされています。
「ジェンダーバランス」という呪文を唱えると
それ以上の口出しはできないことになっています。

この結果、男性は、男性であるということを理由に
昇進適格があったとしても昇進できません。

数字には強いようです。
DV政策に熱心に取り組まれていらっしゃいますが、
そこで追及されているのはあくまでも数字です。
相談件数、検挙件数等については
アプリオリに追求されているようです。
具体的内容について言及されることは稀です。


第10に男女の賃金格差についても
実質的には是正を放置をしています。

何しろ男性優位の価値観にありますので、
女性の労働者としての価値を認めていません。
男性以上の労働をしても
女性の賃金は男性の何割かという
このような不合理よりも、
先ず、家庭内の男性批判が優先のようです。

これでは、派遣会社の経営者から
大変感謝されることでしょう。

一部の人にとどまることですが、
このような傾向をすべて兼ね備えながら、
自らをラディカルと名乗る人たちがいることは
大変興味深いと思います。

ラディカリー コンサーバティブ フェミニズム
というのが実態に合っているようです。

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