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過重労働が与える家庭への深刻な影響 妻のパワハラと子どもを連れての別居と離婚調停に至る経過(全般性不安障害) [労災事件]

過労死・過労自死遺族の会東北希望の会の
今年度の年間テーマは、過重労働の家庭に与える影響です。
昨年は、「どのようにして死ぬ前に過重労働職場を離脱したか」でした。
過労死防止啓発シンポジウム宮城ご報告 解決例の蓄積と他人の目の導入 survivor8

私は、過労死と離婚が今仕事の二本柱なので、
そういうことが良く目につくのでしょう。

過労死で死なないまでも、
それによって、家族が不幸になっていくということがあるので、
死ぬほどひどい職場でなくとも
(たまたま死者がまだ出ていないだけかもしれませんが)
過重労働はなくさなければいけないと思っているのです。

また、家庭に影響が出始める過重労働があるということは
死亡に至る危険が高まってきている
という指標にもなるようです。

離婚調停の中で、
妻側が、資料を出してくることがあります。
どういう事情があって離婚したいのか、
どこでどう相談をして、どういうアドバイスをもらったか
という資料です。
なぜか最近、よく出てきます。

その資料を見ていると、
勉強をして、曇りのない目で分析すれば、
「ああ、これは夫とは関係がなく追い込まれていたのだな」
ということがわかることが多いので助かっています。
どんどん資料を出してもらいたいと思います。

それに、一緒に住んでいた夫がいるのですから、
知識を補充することができます。
立体的に自体が把握できる貴重な事例ができあがります。

例えば、
子どもを連れて別居した妻の事例がありました。

このお母さんは、働きながら子育てをしていた方でした。

4月になり、職場の上司が変わりました。
この上司との折り合いが悪く、
夫に相談をすることが頻繁となりました。

(この時夫は、適確なアドバイスをしてしまったのですが、
 本当は、「それは大変だね。」と
 まず共感を言葉で示すことが必要でした。)

職場での軋轢がひどくなったのは、秋ごろです。
元々、まじめで責任感のある女性だったので、
上司の言うことをまともに受け過ぎたのかもしれません。
いろいろな言葉を受け流すということができない人でした。

だんだん、上司の言葉を悪くとるようになってしまって、
漠然と
何か良くないことが起きるのではないか、
自分ばかり損をしているのではないか
というような不安を抱くようになり、
あまり眠れなくなったようです。

もっとも、自分では全く眠れないと思っていますが、
実際は、短時間かもしれませんが眠っていたそうでした。
(夫のはなし)

年末から、不安は夫に向かうようになりました。
夫から何か言われると、
自分が責められているのではないかと思うようになり、
むきになって反論をするようになりました。

「コーヒーが飲みたいね」といわれると、
「自分ばかりコーヒーを飲みやがって、俺にもいれろ」
といわれたように受け止めるような感じです。
そういう風に受け止めた結果、
夫に対して、あれこれ不満をぶちまけて切れた状態になるのです。

子どもが散らかしているのを叱って片付けさせようと夫がすると、
自分のせいで子どもがまともではないと言われたような気になって

ただ夫が肩のあたりをポンポンと叩いたのに、
頭を叩いて首根っこを抑えつけて体を制圧した
と受け止めていたようです。
ただ、この感覚は、おそらくリアルタイムでは、
なんとなく嫌だなという気持ちだったのに、
時間をおいて、
具体的な記憶(真実ではない記憶)にすり替えられていく
といった感じでした。

年が明けて3月に、妻は、
子どもを連れて別居しました。
夫に何も言わないで突然でした。

ほどなく離婚調停が起こされました。

その中の資料で、
全般性不安障害という診断を
2月に受けていたことがわかりました。

全般性不安障害とは、
1. 仕事や学業、将来、天災、事故、病気などのさまざまな出来事または活動について、過剰な不安と心配がある。しかし、その原因は特定されたものではない。
2. 不安や心配を感じている状態が6ヶ月以上続いており、不安や心配がない日よりある日のほうが多い
3. 不安や心配は、次の症状のうち3つ以上の症状を伴っている。
o そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう
o 疲れやすい
o 倦怠感
o 動悸・息切れ
o めまい・ふらつき感
o 集中できない、心が空白になってしまう
o 刺激に対して過敏に反応してしまう
o 頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している
o 眠れない又は熟睡した感じがない

という病気だそうです。

精神科医の診断ですから、この基準に則って診断されています。
要するに妻は、
2月の6か月以上前から不安を抱いていたことになります。
前の年の9月頃からですね。

夫との関係は良好だったのですが、
仕事でのストレスが徐々に高まっていった時期だということになります。

その後の年末にかけての夫との緊張関係は、
この全般性不安障害が原因である可能性があるわけです。

即ち、病気のために、悪く悪く考えるようになり、
ちょっとした夫との会話も
自分を責めているのではないかと受け止めてしまうようになったということです。

妻に悪気はないので、
このことが分かったのなら、夫の方も対応を考えられました。

夫婦の場合はどうしても、
一方が不満や不安を表明する場合、
相手に対して攻撃的に発言することがある上、
そうでないとしても、
どうしても発想として、
一方が苦しんでいるのは他方が「悪い」からだと
思い込んでしまう
仮想加害者も、仮想被害者もです。

仮想被害者は、自分が悪くないと主張するのですが、
その際に、
「自分ではなく、相手が悪い」
という余計なことを口走る傾向にあります。

客観的には、どちらもかわいそうなのですが、
当事者は気が付きません。

だから、家族の誰かが悪いという発想は捨てるにこしたことがないのです。

ただ、相手が全般性不安障害に罹患しているとなると、
できれば夫婦そろって、本当は病院に行って専門医から
どういう病気で、どういう傾向があるか、
妻が不安を口にした場合、
不安で辛いということは共感を示しても、
その不安が実現するような肯定の仕方はしない。

例えば、仕事がなくなってしまうという不安に対しては、
「それは心配だね。
 もし本当にそうならば、正式に言われなくてはならないし、
 解雇の理由がないからそもそもなくならないよ。」
等と、説明することができます。
「大丈夫だよ。何とかなるんじゃない。」
というだけで安心することもあるみたいです。

その人によって違うようなので、
マニュアルはできませんが、
要は発言の後の妻の様子を見て、
安心するようなことを覚えればよいのです。

自分が責められているときも、
「ああ、不安なんだな」と受け止めることもできるし、
妻が責めれていると思う時も
「ごめんごめん。心配かけたね」
ということができるわけです。

こんなことをしなければならないのかと思う人もいるかもしれませんが
考えてみてください。
インフルエンザに罹ったときに、
布団に寝かせて、ゆっくり休ませますよね。
これと全く同じことなのです。

では、本件事例は、どうして別居になり、
離婚調停になったのでしょうか。

第1に、全般性不安障害を夫に告げなかったのです。
これでは、夫は何が起きているかわかりません。
突然、妻が攻撃的になり、
感情的になったと戸惑うだけになります。

第2に、では妻は誰に相談したのでしょうか。
先ずは自分の母親でした。
母親はしょうがないかもしれません。
病気になったのは夫のせいだと考える傾向が
最近のジジババにはとても多くうんざりします。

昔は、子供夫婦の独立と円満な生活を後押ししていたジジババは
今は、子どもに代わって相手を攻撃する傾向にあります。
我が国の文化的衰退を象徴的に示すものだと思います。
過労死の温床もこんなところにあるかもしれないと思います。

第3は、行政と警察です。
ここの果たしている役割は犯罪的だというべきでしょう。

強引に、夫の精神的虐待によって
不安が出現していると決めつけて
できるだけ早く子どもを連れて別居することを勧めたというのです。
弁護士も関与していたようです。

離婚調停で出てきた陳述書によれば、
何ら精神的虐待を示すものはなく、
客観的な調査結果からすると
つじつまの合わない不合理な主張といわざるを得ません。

要するに、極めてあやふやな話で、
簡単に家庭の崩壊を指導しているということです。

これでは不安を抱えた人が
行政機関に相談に行くと
必ず離婚を勧められることになるでしょう。

相談対応の引き出しが、
離婚しかないからです。
その必要性等一切検討せずに、
主張の裏付けを求めることもなく、
家庭を壊しているのです。

このことが離婚調停に提出された資料から
はっきりと確定できたのです。
こんな無責任なアドバイスで、
子どもは親から引き離されるのです。

夫が何が起きたかわからずに
精神的に混乱することは
極めて自然な成り行きです。

これは当該妻にとっても大きな精神的侵襲です。

全般性不安障害ですから、
根拠がなく不安になり、悪いことが起こるのではないかと
考えているわけです。

これら税金で動いている家庭崩壊軍団は、
あなたの不安は、正しいという烙印を押しているわけです。
不安に感じることは正しいということは、
あなたは不安を感じるべき環境にいる
あなたは逃げるべきだということですから、
ますます患者さんの不安を増長していっているわけです。

離婚しても親と子どもは会いましょう
なんていう曖昧な法律を作ったところで、
こういう親と子どもを引き離すことを
何の理解もないマニュアル人間たちが
税金で行っていることをやめさせなければ、
子どもたちだけでなく、親どうしも
むごい別れを押し付けられ続けるだけです。

こういう世の中ですから、
過重労働や、職場の人間関係を良好にしないと
あっという間に税金を使われて
離婚に誘導されてしまい、
子どもたちが不幸になるということになります。

失敗が許されず、緊張や不安を強いているのは、
ほかならぬ国家なのかもしれません。


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