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母親が娘を支配し、娘に子どもを連れて別居させて離婚をさせるその仕組み [家事]


少し前に、斉藤由貴と波留が出演した
NHKのドラマ「お母さん、娘をやめて良いですか?」
が放送されていました。
大変興味深く観ていました。

離婚事件を担当していて、
貴方の妻がどうしてこういう行動をとるか
ドラマを観ている人には説明が楽になりました。
このようなことは実際に起きています。

どこまで母親が意図的に娘を操作しているのか、
無意識に行った結果なのかはわかりませんが、
娘は母親の意向を受けて離婚をするということが
けっこう起きています。


そこには極めて高度な心理操作が行われています。

しかもどうやら子どものころからの長期にわたる作業のようです。

NHKドラマでもあるのですが、
母と娘の間にある種の関係ができてしまうと、
娘にとっては母親の気持ちにたどり着くことが正解なのです。
娘は無意識に正解を探すようになります。

例えばコーヒーカップを買う場合一つとっても、
自分の母親ならばどれを選ぶだろうかと考えます。
そもそも、自分がどういうものが使ってみて心地よいか
という発想がないのです。
母親に褒めてもらったコーヒーカップを使うことが
心地よく、安心するようです。

服装もそうです。
母親に気に入られるような服装を選ぶようになります。

部活や自分の進路さえも母親の気持ちを考えます。
母親の意見がわからないと、何も決定できない
自分の選択が正しいのか不安になるようですね。
そういう風に母親に作られてしまうわけです。

但し母親も確かな意見があるわけではなく、
娘が自分の意見に従うことを求めているだけのような
そういう印象を受けることも多くあります。
(かなり無茶なことを子どもに要求して
子どもが反発して呪いが解けることもあります)

ところで、どうやってそのように子どもを飼育するか
ということですが、
実に驚くべき方法でした。

先ず、わが子に対して、孤独の恐怖を味あわせるのです。
(あるいは既にある小さな不安を無理やり大きくして)
子どもが助けを求める状況を作っておいて、

母親である自分だけがあなたを助ける存在だと
打って変わって手を差し伸べます。
子どもは、やっぱり母親が大切だと思わされるわけです。

「お前はだめな子だ。劣っている子だ。
だからみんなから見放される。
一人ぼっちで生きて行かなければならない。
現にお父さんも見捨てた。」

こう言う言葉は、
小さい子にはとてつもなく恐怖です。
自分はどうなるのだろうという気持ちになります。

子どもが十分恐怖を味わったなと思った段階で、
「でもお母さんだけはお前を見捨てない。
お母さんだけはお前の味方だ。」
と繰り返し吹き込みます。

へたをすると、フルコースで一晩中やっていることもあるようです。
但し、こういうあからさまな心理操作をやる場合と
時間をかけて誘導する場合とバリエーションはあるようです。

だんだん母親の言うことを先取りしようとするようになるようです。

このような心理操作は、子どもを心理的な恐慌に陥れるもので、
精神的虐待であり、許されない行為だと思います。

私は、こういう心理操作は、
離婚後の母子家庭に起きる場合があるものだと思っていましたが、
そうではなく、父親もいる家庭の方が露骨に行われているようです。

では、父親は何をしているのでしょう。

単身赴任や長時間労働のため、家庭にいない
ということがありますが、
むしろ、父親が気が弱くて、
母親を制止できないというケースが多いようです。
おしなべて、離婚調停等で出てくるのは
妻の母親であり、父親の影は極めて薄いです。
父親はいないものとして事態は進んでゆきます。

この魔力から離れるためにあるのが
反抗期だという言い方もできるでしょう。
親と異なる人間関係(幼稚園、学校)ができて、
その軸足が外に移動することで
呪いが解けるときがあります。

しかし、子どもにいじめなどがあると
助けてくれるのはやっぱり母親だけだという意識が強まり
呪いの威力が強化されてしまうこともあります。

支配された子どもは極めて優等生です。
自分のやりたいことをやるという発想がなく、
「お母さんなら自分にどういう風に行動してもらいたいか」
という発想で動きますので、
学校ではきちんとしており、
実力を超えて勉強をしようとします。

疲れたとか、遊びたいという気持ちは
母親が悲しい顔をするので自分で否定していきます。

「休もう」とか「途中だけどあきらめよう」
という気持ちは、
自堕落な情けないことだと
そんなことを考える自分を悪だと責めるようになります。
(過労死予備軍も同時に育てていることになります)

友だちからは、四角四面で面白くないやつ
子どもらしくないロボットみたいなやつで、
自分を守ろうとせずに先生に言つけたりしますから、
嫌われていじめられたりします。

それよりも深刻なことは、
自分で自分を守ろうとすることを放棄しているので、
他人の気持ちを考えて自分の行動を修正することも
なかなかできないままに大人になっていくようです。
なんで自分は他人に受け入れられないか
分かりません。
「こういうことをすれば、他人が不愉快になる」
ということを学習しないまま体は大きくなります。
友人関係にはあまり重きを置かないので気にしないから、
何も学ばないままになっているのです。

最初の破たんは15歳のころです。
自分というものがありませんから
自分と他人の区別がつかなくなり、不安になります。
自分とは何かということを考えることが恐ろしくなります。
友達がいないどころか、いじめにあっているかもしれません。

引きこもり、拒食、過食が始まる時期で、
それが昂じるとリストカットや薬物が始まります。

自分の欲望すべてを否定し、罪悪感をもつようです。

しかし、この時期も余計なことを考えないで
母親の言うとおりに過ごすことで安心する一群があります。
比較的成績もよく、自分が恵まれていると感じて
母親のおかげだと思うのでしょう。
偶然仲の良い友達ができて
苦しむ必要がない場合もあるようです。

そうした場合の次の破たんの時期が
大体は結婚相手との関係です。
この手の母親は娘の結婚相手を
自分が決めるという意気込みが強くあるようです。
何度も見合いをさせますが、
破談にしているのは、実質的には母親です。

娘の前で相手のことをいろいろと難癖をつけて、
娘に断らせるのです。
「あの人、あの犯罪をした人に似ているあの人」とか
「ああいう顔って遺伝するのよね。」とか

人間完璧な人はいません。
どこかに非難できるところはありますし、
好みもひとそれぞれです。

実際は、気に食わないのではなく、
娘をとられるのが嫌なだけのようです。

それでも、偶然交際が始まることがあります。
巡り合うことはそれほど難しいことではありません。
娘にとって母親以外に、
自分のことを好きだと言ってくれる人は、
とても新鮮に感じられます。

この時から、夫と母親の綱引きが始まっているのです。
繁殖期の力は侮れません。
娘は、母親の眉をひそめて断れというサインも見逃します。
難癖をつける母親の言葉は聞こえません。
むしろ、母親が疎ましくなるのかもしれません。
今まで、母親から支配を受けていたことの
その意味を急に悟るようです。
結婚直前、母親と娘の仲は良くなく、
夫は、前から折り合いが悪いように聞かされるのでしょう。

結婚し、子どもを授かることはそれほど遠い話ではありません。
しかし、ハッピーエンドとはならず、本当の悲劇はこの後始まります。

いくつかのパターンがあるようですが、
妻となった娘が理由なく不安を感じるようになります。
気の迷いだったり、
産後のうつ気味かなといわれたり、
全般性不安障害だといわれたり、
早い更年期といわれることもあるでしょう。
重い病気にかかったり、
子どものことで思い悩むこともそれは出てきます。

どうやら、現実の乗り越えるべき出来事が出てきてしまい、
そしてそれへのうまい対処がなかなかできないと
(別に対処しないでやり過ごせばよいだけなのに、)
不安になってゆき、自然と母親を求めるようになるようです。
かつての呪いが時を経てよみがえるようなものです。

また、実際に甲状腺機能の異常とか
職場での人間関係による適応障害やうつ病等
不安を感じさせる要素は年齢とともに出現しやすくなります。

この時期に、夫が適切な対処をすればよいのですが、
妻に何が起きているかわからないものですから、
できたものではありません。
長時間労働等で家にいる時間が短かったり、
疲れ果てて、一緒に悩むこともできなかったり、
何か妻が暗い顔をしていると
自分が悪いと責められているような気持ちになって
逆に妻を攻撃してしまうこともあるようです。

そうすると、妻は娘に戻り、母親に助けを求めるようになるようです。

母親は、かつての日本では、
「嫁に出したのだから」とぐっとこらえて、
知恵をつけてまた来なさいよと追い出していたのですが、
今の日本では、矜持が無くなったのでしょう。

「その不安は夫が原因だ。私だけは見捨てないと」
猛然と綱引きの綱を引き始めるのです。
かつて、自分の夫を駆逐したことを
今度は娘の夫に対して行うわけです。

「貴方の不安は正しい。不安を持つべきだ。
貴方はひどい目にあっている。
早く逃げないとあなたも子どももだめになってしまう。」

これに役所や警察が裏打ちするわけです。
「あなたの不安は正しい。不安を持つべきだ。
 あなたが受けているのは精神的虐待だ。
 早く逃げないとあなたも子どももだめになってしまう。」

そうすると、娘に戻った妻は、
幼稚園の時に母親からベッドで聞かされた
怖い思いと、その後に来る安心感を思い出して、
夢中で母親の気持ちを言い当てようという傾向を
取り戻してしまうわけです。

夫と別居して母親の元に戻る
ということをあっさりやり遂げてしまいます。
自分が求められているのではなく
母から見た孫を求めていることも察していますが、
喜んで差し出すわけです。
母親が喜びさえすれば安心だ
というパターンを復活させているからそれでよいのです。

これが徹底すると調停に出てくる離婚理由は、
・夫が自分の母親に失礼なことをした
・母親の話では夫はこんなことをしていた
ということになるわけです。

「自分」という存在がかつてのように失われ、
母親が自分の体と心を乗っ取るわけです。

夫とともに「自分の気持ち」も失います。
また、子どもから父親を奪います。

そうして、父親を排除して
また自分と同じような娘を作ろうとするのです。

実際は、子どもが男の子の場合も多くあります。
マザーコンプレックスという言葉がひところはやりましたが、
おそらく、少なくない部分で、
洗脳めいた活動がなされた母親依存症なのだったのかもしれません。

封建制度の昔は、家長とか戸主がいて、
また道徳が人々の心に明確があって、
このような行為は、諌められていたようです。

封建制度を否定したからといって、
家族を大切にするという作業、行動を
否定してしまっては、
人間は健全に成長できない仕組みになっていると思います。

今家族は分断されています。
若い夫婦は、何も知識も経験も
伝統や慣習も受け継ぐことが困難な状況にあります。
よこしまな気持ちに無防備な状態です。

そうであれば、
やはり公的に、家族の在り方を研究し、
家族を壊すものを解明し、
家族を維持し、楽しい生活を送るということを
科学的に研究するべきだと思います。



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