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妻に絶対言ってはならない言葉 [家事]

離婚事件を担当していると、
離婚の理由は様々で、
それこそ原因は一つではないことがわかります。

案外、われわれも、
首の皮一枚で、家庭という人間関係を維持しているような
綱渡りの状態なのかもしれません。

誰しも家族崩壊の危険性をもっている
そんなふうに思えてくるし、
今家族で一緒に笑うことができれば
けっこうそれだけで幸運だと
つくづく感じ行ってしまうこともあります。

このせっかくの幸運を
大事に守っていきたいという気持ちになります。

そんなありふれた家庭の中で、
つまり、色々な行き違いや疑心暗鬼が渦巻く夫婦の関係で、
絶対に行ってはいけない言葉というものが
どうやらあるようです。

実際に多くの離婚事例で、
夫が離婚したくないのに、
妻が離婚の気持ちをゆるぎないまでにする
夫の一言があります。

それは
「離婚」(りこん、別れる)という言葉です。

この言葉を妻が聞いた場合、
これまでの夫の行動が
すべて違う意味に変更され、
夫婦の歴史が
自分が迫害されてきた歴史に記憶が塗り替えられてしまうようです。

楽しかったことの記憶は消去され、
嫌なことだけが思い出されるだけでなく、
現実以上の虐待がなされたという記憶に改変されます。

仲間だと思っていた相手から
仲間から外すと言われることは、
それだけ強烈なことのようです。

人間は、単体の生物として自分を把握するのではなく、
親がいて、配偶者がいて、子どもがいて
友人がいて、
そういう人間関係を持つ自分という把握らしいのです。

その一番の中である夫が自分を否定してしまうと
それまでの「自分」というものが無くなってしまうようです。

また、そういう自分を否定された場合、
人間として生きていくためには
否定した夫を否定しなければならない
脳のシステム(絶望回避のシステム)があるようです。
自分は被害者であり、夫は加害者である、
夫は自分が生きていくことを妨害する存在だ
ということになります。

これまで気持ちを許していたこと
弱みをさらけ出していたことが
とてつもなく恐ろしいことに思えてくるようです。

軽々しく離婚を口にする人はいないでしょう。
なんかよっぽどのことがあったり、
精神的につかれていたり、
つい口に出ることがほとんどです。

しかし、みんながみんな後悔しています。
子どもから引き離されて苦しんでいます。

夫のサイドからも自分を壊さないためにも
「離婚」という言葉は、
離婚するまで口に出してはならない言葉であると
離婚で苦しんでいる男たちをみながら
お話ししなければならないと思いました。
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